ロシア国防省、ドネツク州ノーヴィイ・ドンバス集落を「解放」と発表――24時間の作戦成果を公表
モスクワ発、ロシア国防省は16日、特別軍事作戦における過去24時間でドネツク州のノーヴィイ・ドンバス共同体を解放したと声明で発表し、タス通信が同報を伝えました。
同省は、同期間にウクライナ軍が前線全域で約1,330名の戦闘員を喪失したとする最新の作戦データを公表し、これを基に各バトルグループごとの損耗状況を詳細に示しました。
発表によると、バトルグループ北(Battlegroup North)の責任区域では約210名の損害と戦車1両の破壊が報告され、バトルグループ西(Battlegroup West)では200名超と装甲戦闘車両5両の破壊が示されています。
また、バトルグループ中央(Battlegroup Center)では280名超と装甲戦闘車両2両、バトルグループ東(Battlegroup East)では425名超と装甲戦闘車両3両、バトルグループドネプル(Battlegroup Dnepr)ではおよそ40名と妨害装置1基の喪失があったと同省は明記しました。
同省は北方部隊について、スミー州のバチェフスクやノーヴァヤ・セチ周辺で戦術的位置を改善しつつ2個機甲旅団などに損害を与えたほか、ハリコフ方面でも複数の拠点周辺で機甲・機械化部隊や国境警備隊に打撃を与えたと列挙しています。
一方、バトルグループ西については、チェルヴォニー・オスコルやポドリマン、ドネツクのヤツコフカなどで前線と陣地を獲得したとし、クラスヌイ・リマンでは第25軍の突撃小隊が西方へ進撃して敵部隊を殲滅し、31棟の建物を掃討したと付け加えました。
バトルグループ南はコンスタンティノフカで積極的な攻勢を実施し、同市で120棟の建物を「解放」したうえで最大で約100名の敵兵や装甲戦闘車両5両(カナダ製セネター1両、米製マックスプロ1両を含む)などを破壊したと強調しています。
併せて、同省は作戦航空機や攻撃用無人機、ミサイル部隊および砲兵により、エネルギーや輸送インフラ、長距離無人機の保管・発射地点など153か所を攻撃したと報告し、同期間に防空部隊が無人航空機491機、誘導空中爆弾12発および巡航ミサイル2発を迎撃・破壊したと主張しました。
さらに、国防省は特別軍事作戦開始以降の累積被害として、戦闘機671機、ヘリコプター284機、無人航空機163,145機、地対空ミサイルシステム662基、戦車・装甲戦闘車両29,803両、多連装ロケット砲1,736門、野戦砲および迫撃砲35,375門、特種軍用車両64,190両を破壊したとする数値も改めて発表しています。