ブラジルとEU、畜産品と鉄鋼の貿易障害を特定するメカニズム創設で合意
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ルラ大統領は16日、欧州委員長ウルスラ・フォン・デア・ライエン氏および欧州理事会議長アントニオ・コスタ氏とともに、ブラジル産の動物性製品と鉄鋼製品をめぐる貿易上の困難点を特定するためのメカニズム創設を発表しました。
この発表は、フランスのエヴィアンで開かれているG7会合の傍らで行われた首脳会談を受けたもので、ルラ大統領が両欧州首脳と意見を交わしたうえで具体的な協議の枠組みを詰める必要性を確認し、問題の早期把握と実務的な対応を両者が共同で進めるべくメカニズム設置で合意した形です。
イタマラチ(外務省)の声明によれば、このイニシアチブは、衛生・植物検疫(SPS)上の懸念や欧州側が求める鉄鋼産業の保護といった懸念を踏まえつつ、メルコスール=欧州連合協定に基づくブラジルの輸出業者の正当な利益を考慮した解決策を模索することを目的としており、両者は技術的な議論と透明性の強化を通じて合意点を探る考えを示したということです。
背景には、約1か月前に欧州連合がブラジルをEU向けの肉類や動物由来製品の輸出を認める国のリストから除外したという事実があり、欧州当局は畜産における抗菌薬使用の管理に関して十分な保証が示されなかったと判断しており、輸入禁止は9月から発効する見込みであること、またブラジル政府が今年4月に成長促進目的で使用されていると確認された一部の抗菌薬を禁止したものの欧州側は追加の保証が欠けると評価しているため、ブラジル側には動物の全ライフサイクルにわたって欧州の新たな規則を完全に順守していることを証明することが求められているという現状があります。
こうした経緯を受け、両当事者は実務レベルでの協議を速やかに開始し、技術的確認と書面による保証の提示を通じて、九月の措置発効をにらんだ解決策の提示を目指す見通しです。
(アジェンシア・ブラジルの情報による)