ムクワナジ副警察長、報酬と引き換えの便宜供与を巡り銀行記録で追及
マドランガ委員会は22日、停職中のEMPD副警察長ジュリアス・ムクワナジが、報酬を受け取る代わりに特定の便宜を図った疑いがあるとの主張を受け、弁護側が提示した証拠の一部を公開しました。弁護人マシュー・チャスカルソンSCは、関係者間のWhatsAppメッセージや銀行取引明細を委員会に提示したと述べ、当該のメッセージには2022年6月17日に送られた「poverty is dealing with me(貧困が私を苦しめている)」との一文も含まれていると説明しました。
弁護側が示した銀行記録は、2022年5月から同年12月にかけてマトララとマイク・ファン・ヴァイクの双方からムクワナジ宛てに行われた一連の支払いを反映しているものであり、チャスカルソン氏はこれを基にして、金銭の流れが特定の便宜提供と結び付く可能性を指摘しました。具体的には、明細の803ページには参照名「Matlala」で5月5日にR20,000の入金が確認され、同日の別の明細にも同じ参照でR20,000の支払いが記録されていること、さらに805ページには参照「Matlala」で2022年12月10日にR30,000の入金があることが示されているとされます。
また、チャスカルソン氏はこれらの支払いの原資について、1件はCat VIPまたはCat Protection and Securityの口座から行われたことが821ページで裏付けられていると述べ、支払いの受取と並行してムクワナジが、Medicare24のCEOマイク・ファン・ヴァイクや未遂殺人容疑者ヴシムジ“キャット”・マトララが求めた青色灯の取り付けや、提案された専門部隊での協力を支援したとされる点を委員会に提示しました。
委員会の場では、弁護側の提示に加えて、キャニー・マファンガによるマイク・ファン・ヴァイクの陳述更新のビデオも示されており、弁護側はこれらの証拠をもってムクワナジの銀行取引と便宜供与の関係性を説明した形です。弁護人側の提示内容は、当該取引の詳細が審理の中心的な争点となっていることを浮き彫りにしており、委員会での審査が今後も続く中で、提示された記録の精査が焦点となるとの認識が示されました。