金融法案審議へ:質の高い金融発展と規制強化を掲げる
北京発、24日、新華社によりますと、中国の立法府は金融セクターの質の高い発展を促進すると同時に、金融規制やリスクの予防・管理を強化することを目的とした金融法案を初読のため審議に付しました。
今回提出された草案は全11章95条から構成されており、中央銀行の機能を明確化するとともに、中国の現代的中央銀行制度の一層の推進、科学的かつ慎重な金融政策体系の改善、マクロプルーデンシャル管理枠組みの確立を可能にすることに重点を置いている点が目立ちます。
草案はまた、金融機関の活動をライフサイクル全体にわたって管理する枠組みを打ち出しており、市場参入、運営、退出という工程を通じた監督を強化するほか、金融商品・サービスの標準化を進め、実体経済と国民の多様な金融サービス需要に応えることを図ろうとしています。
さらに、金融市場制度の機能を最適化し市場の安定を維持する仕組みの改善を目指す一方で、金融と実体経済の結びつきを重視し、金融資源配分の効率向上を図ることを明確に打ち出しています。
加えて、法的責任の強化に踏み込み、金融分野における違法・不正行為に対する罰則を引き上げて制度上の制約を強化する措置が盛り込まれており、こうした点は規制の実効性を高める狙いがあるとされています。
草案は第14期全国人民代表大会常務委員会の現在の会期に初読のため提出されたもので、会期中に審議が行われています。