台湾への観光訪問却下、北京が批判
北京発、6月24日。国務院台湾事務弁公室の報道官チェン・ビンファ氏は、台湾当局が上海と福建の観光業者による訪問申請を却下したことを強く非難しました。
チェン氏は、大陸側が上海と福建の住民による個別の台湾渡航を認める制度を運用しており、これは両岸交流と協力を促進する政策措置の一環だと説明し、その下で業者が現地で旅行ルートを調査し台湾側関係者と調整する計画を立てていたと述べました。
訪問は観光事業に先立つ業界の通常の慣行であり、非政府的かつ純粋にビジネス目的の活動だと強調したうえで、こうした手続きが政治的理由で阻まれたことに強い遺憾の意を示しました。
チェン氏は、民進党当局による却下は政治的な操作であり意図的な妨害に当たると断じ、これによって台湾の観光市場の回復が阻まれ、一般市民の日常生活上の懸念が軽視されていると批判しました。
さらに、チェン氏は、民進党が自らの政治的利益のために台湾の人々の利益を犠牲にしていると非難し、両岸交流を制限する『裏の意図』は台湾の人々にも見抜かれるだろうと自信を示しました。
一連の発言は、観光を巡る両岸の緊張が依然として根深いことを浮き彫りにしており、観光業界にとって先行きの不透明感を改めて示唆する形です。