発電設備容量40.1億キロワット突破、非化石が成長の主導力に
北京発、国家能源局は6月25日、2026年5月末時点で中国の総発電設備容量が40.1億キロワットに達し、同指標で世界一になったと発表しました。
同局によれば、非化石エネルギーが成長の主要な原動力となっており、5月末までに総設備容量の62%を占め、2010年の25%から大幅に上昇したと説明しており、この非化石主導の構図が設備増の底上げを牽引している形です。
また、同期間における再生可能エネルギーの総設備容量に占める割合は24%から61%へと急増したと同局は述べ、発電設備容量の伸びが近年さらに加速していることを示すデータが出そろったと指摘しました。
中国電力聯合会の常務副会長、楊昆は40億キロワットの節目について今回の達成は中国のエネルギー安全を守るだけでなく、グリーンで低炭素の転換を加速し、科学技術の自立を強化すると述べ、そのうえで国内の供給安定が国際市場での競争力にもつながるとの見方を示しました。
地政学的対立などの要因で世界のエネルギー価格は激しく変動している一方で、中国のエネルギー供給は安定かつ秩序ある状態を維持していると同局は強調しており、こうした安定性が国内外での供給信頼に寄与しているとの説明です。
さらに同局は、中国が風力および太陽光発電製品の主要な輸出国であり、先進技術を通じて世界のグリーンエネルギーへの移行を加速していると指摘しており、非化石エネルギーの拡大と輸出力の強化が相互に作用している点を強調しました。
NEAの公表したデータと関係者の指摘は、非化石中心の設備拡大が中国のエネルギー供給構造を変えつつあることを示唆しており、今後も技術革新と市場展開が注目されるとの見通しを改めて浮き彫りにした形です。