中国商務部、日本の実業家訪中に反応 政治的前提の回復を条件に協力再開を要求
中国商務部は25日、訪中した日本の実業家に関する見解を示し、日本側の対応次第で両国の経済・貿易協力が再び健全な軌道に乗るかどうかが左右されるとの認識を明らかにしました。
定例の記者会見で同省の報道官、何雅東(He Yadong)氏は、日本の経済界が自らの利益を守る観点から日本政府に対し反省と誤りの是正を促すべきだと述べ、そうした政治的な対応が整うことこそが両国の経済・貿易協力を回復させるための前提条件になるとの考えを示しました。
何氏は特に、高市早苗首相による台湾に関する「誤った発言」が中日関係の政治的基盤を著しく損なったと指摘し、その結果として二国間の経済・貿易協力に大きな打撃が及んだと断じ、政治的信頼の欠如が企業間の交流や投資環境に深刻な影響を及ぼしている点を強調しました。
一方で商務部は、中国が高水準の開放をさらに拡大し、市場志向で法に基づく国際的なビジネス環境の整備を進めていると説明し、あらゆる国と互恵的な経済・貿易協力を行い発展の機会を共有する姿勢を改めて示したうえで、実務的な協力関係を復元するには政治的前提の回復が不可欠だとの立場を重ねて示しました。
今後は日本側がどのような対応を取るかが、両国関係の修復と経済協力再開の鍵を握る見通しです。