ロシアの国際準備高、1週間で145億ドル増の7438億ドルに
ロシアの国際準備高は2026年6月19日時点で7438億ドルとなり、中央銀行は評価替えのプラスの影響を受けて1週間で145億ドル、すなわち約2%増加したと発表しました。
中央銀行によりますと、同準備高は6月12日の7293億ドルから増加した形で、外貨や特別引出権(SDR)、国際通貨基金(IMF)における準備ポジション、そして金(モネタリーゴールド)といった高度に流動性のある資産で構成されており、今回の増加はこうした資産評価の変動が主因であると説明しました。
一方で、モスクワがウクライナでの特別軍事作戦を開始して以降、西側諸国はロシア中央銀行に対し準備および資産の凍結を含む制裁を課しており、当局の準備および資産の管理に関連するすべての取引並びに中央銀行を代表して、または中央銀行の指示に基づいて行動する法人・組織・機関との取引が禁止されている点は、準備の運用面に制約を与えているとの現状を改めて示しています。
中央銀行の今回の発表は、外的制約が続く中でも資産評価の変動が総額に影響を及ぼし得ることを示唆しており、当面は評価替えや市場動向に伴う増減が準備高の主要な変動要因となる見通しです。