6月30日の行進に備え治安部隊が万全の態勢とラマポーサ大統領
ラマポーサ大統領は、6月30日に予定される不法移民への行動を呼びかける行進に備え、政府と治安機関が万全の準備を整えていると国民に安心を求めました。
州代表評議会(NCOP)での口頭質疑に応じた大統領は、治安部隊が厳戒態勢を敷いており、当日が秩序ある通常の日として進行するよう具体的な措置が講じられていると説明し、国民には平時どおりの生活を続けるよう期待していると述べました。
また、警察大臣が報道陣に対して行った映像での説明にも触れたうえで、政府は不法移民の流入を社会的結束や国家安全保障、公的サービス提供に影響を及ぼす重要案件として特定しており、対処には協調的な介入が必要だと認識していると明らかにしました。こうした対応方針について大統領は、国内法上の義務と国際的義務とのバランスを維持しながら進める考えを示しました。
大統領はさらに、「私たちは起こり得るいかなる混乱や不安定にも対処する準備ができている」と述べ、いわゆる当日の不測の事態にも備えているとの認識を強調したうえで、「30日には人々が働き、商売を行うことができる通常の日となるよう措置を講じている」として市民生活の継続を重ねて呼びかけました。
一方でラマポーサ氏は、FIFAワールドカップでの韓国戦に勝利したバファナ・バファナを国民とともに祝ったことにも言及し、公式の正装を離れて祝賀にふさわしい装いで臨んだと冗談めかして述べ、チームの功績を称える中で国民的誇りの高まりを歓迎しました。こうした祝賀の場面は、国家として分断と緊張に向き合うなかで国民的結束を喚起する一面を示しており、政府が安全確保と社会的統合の双方をどう両立させるかが改めて問われる形です。