ホーム 中国 双江口水力発電所、最初の発電ユニット系統接続 200万キロワット規模で運転開始

双江口水力発電所、最初の発電ユニット系統接続 200万キロワット規模で運転開始

双江口水力発電所、最初の発電ユニット系統接続 200万キロワット規模で運転開始

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

四川・大渡河に建設された双江口水力発電所で、11年の工期を経て最初の発電ユニットが系統接続され運転を始めた。巨大なダムと貯水は治水や電力供給、温室効果ガス削減の期待を高める一方、下流影響や稼働の行方には不確定要素も残る。この動きが意味するものとは。

双江口水力発電所、最初の発電ユニットが系統接続し運転開始

成都発、6月27日――中国西南部・四川省に建設された世界級の双江口水力発電所で、金曜日に最初の発電ユニットが正式に系統に接続され、プロジェクトの運転開始を告げた形です。

発電所は大渡河の上流に位置し、設置容量が200万キロワットに達する大型施設であり、年間約77億キロワット時の発電が見込まれることから、域内の電力供給に大きく寄与する見通しであると同時に、中国側の説明では世界級の規模を誇るプロジェクトとの位置付けが改めて示されました。

総貯水容量は約29億立方メートル、ダムの最大設計高は315メートルとなっており、こうした巨大な貯水と落差を活かすことで発電能力の確保に加え、下流の水力発電所の調整能力を大幅に高めるとされ、流域全体の治水機能の強化にもつながると説明されています。

このプロジェクトは2015年に承認され、11年にわたる建設を経て第二段階の貯水を完了し、今回、最初の発電ユニットを安全に運転開始したという経過が明らかにされており、計画段階からの長期的な整備と段階的な稼働という工程が順次進められてきたことが浮き彫りになりました。

発電の全面稼働が実現すれば、推定で年間1700万トンの標準石炭を節約し、二酸化炭素排出量を約4600万トン削減する効果が見込まれるほか、中国西南部から他地域へのクリーン電力の送電を促進する役割を果たすとされ、さらに水力、風力、太陽光を組み合わせた統合的なクリーンエネルギーシステムの構築を支援する点でも、国内のエネルギー転換における重要な一翼を担うとの評価が示されています。

今回の運転開始は、巨大インフラの完成がもたらす治水・発電双方の効果と、温室効果ガス削減を通じたエネルギー政策上の意義を同時に示すものであり、地域の防災・エネルギー供給の強化という観点から今後の稼働状況が注目されます。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年6月27日
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