ホーム 中国 中国建材集団、連雲港で高性能炭素繊維3本稼働 三カテゴリを国内で一貫供給へ

中国建材集団、連雲港で高性能炭素繊維3本稼働 三カテゴリを国内で一貫供給へ

中国建材集団、連雲港で高性能炭素繊維3本稼働 三カテゴリを国内で一貫供給へ

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

中国建材大手CNBMが江蘇・連雲港で世界水準の高性能炭素繊維生産ライン3本を稼働させ、汎用型・高強度型・高弾性率型を国内で一貫生産する体制を整えた。高付加価値材料の供給不足に挑む一手だが、これがサプライチェーンの勢力図をどう書き換えるのかはまだ見えない。今回の“量産化”が示す本当の意味とは。

【見出し】

高性能炭素繊維生産ライン3本稼働

【本文】

中国建材集団(CNBM)は6月28日、江蘇省連雲港の拠点で世界水準の高性能炭素繊維生産ライン3本を稼働させ、国内供給の強化に乗り出しました。

新たに稼働したラインは、CNBMの子会社であるZhongfu Shenying Carbon Fiberの連雲港基地に整備され、汎用型の5,000トン大トウ炭素繊維ライン、SYT70 T1100級の高強度炭素繊維を生産する1,000トンライン、そして高弾性率炭素繊維の600トンラインという三本で構成され、三つの主要カテゴリーを一貫してカバーする体制が整った形です。

炭素繊維は軽量・高強度・耐腐食性を兼ね備え、新エネルギーや航空宇宙、深海・深地・深宇宙といった過酷環境での用途に加え、スポーツ用品や3C電子機器など民生分野でも広く活用されており、こうした多様な需要に応えるための製品スペクトルの拡充が期待されています。

CNBMの周毓賢会長は、今回の稼働が高付加価値炭素繊維製品の供給不足や製品スペクトルの不完全さといった構造的問題に対処するものであり、汎用型・高強度型・高弾性率型の全カテゴリーを国内でカバーできるようにするとの認識を示しました。周氏はさらに、これらの新ラインが高付加価値材料の工学化や量産化に伴う共通の課題の解決に寄与し、重要な戦略物資の供給の安全性と回復力を大幅に高めると述べました。

今回のライン稼働は、国内における高付加価値材料の工業化と量産化を促進し、サプライチェーンの安定化につながる一歩と位置付けられます。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年6月28日
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