ホーム 中国 中国「人工太陽」EAST、超伝導磁石システム全面性能試験完了 国内開発で工学的節目

中国「人工太陽」EAST、超伝導磁石システム全面性能試験完了 国内開発で工学的節目

中国「人工太陽」EAST、超伝導磁石システム全面性能試験完了 国内開発で工学的節目

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

中国の“人工太陽”EASTが、環状磁場用と高温超伝導中央ソレノイドの超伝導磁石システムで全面性能試験完了を公表した。国内で開発した技術が「世界最先端」と評される節目だが、現場に集まる研究者の表情からは次の段階に向けた重圧と期待が同時に伝わってくる。これが実用化競争にどう影響するのか――この動きが意味するものとは。

【見出し】

中国「人工太陽」EAST、超伝導磁石システムの全面試験を完了し工学的節目に

【本文】

中国の人工太陽プロジェクトEAST(Experimental Advanced Superconducting Tokamak)は6月27日、融合炉向け超伝導磁石システムの全面性能試験完了を公表し、重要な工学的節目を迎えたと発表しました。新華社が伝えています。

6月27日に撮影されたドローン写真には、安徽省合肥市の実験施設で環状磁場用超伝導磁石の周囲に技術者や専門家が集合して記念撮影する様子が収められており、こうした可視化された節目を経て研究所側が正式な受入れと試験完了を公表した形です。

中国科学院合肥物質科学研究院プラズマ物理研究所は、将来の融合炉に向けて不可欠とされる二つの超伝導磁石システム――環状磁場用超伝導磁石と高温超伝導中央ソレノイドコイル――の開発、受入れ、および全面性能試験を完了したと説明しており、これらの重要技術はすべて国内で開発されたうえでシステムの総合性能は世界最先端の水準にあるとしています。

また、6月26日には研究者らが高温超伝導中央ソレノイドコイルの試験を見守る様子や試験用プラットフォームを点検する光景が報じられており、こうした現場の検証を踏まえて段階的な性能評価を終えたことが確認されたとのことです。

今回の発表は、将来の融合炉技術の実用化に向けた国内の技術基盤の整備が一段と進んだことを示唆しており、研究所は今回の成果を起点にさらなる実験・最適化を進める考えだと伝えられています。(新華社/周穆)

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年6月28日
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