ホルムズ海峡再開で南ア燃料価格が急落する可能性
米国とイランが交わした覚書にホルムズ海峡の再開と米側による封鎖停止が含まれたことで、南アフリカでは今週火曜深夜から燃料価格が大幅に引き下げられる可能性が高まっています。
中央エネルギー基金のデータによりますと、海峡再開による海上輸送の回復を受けて輸入コストが低下する前提で、ガソリンは1リットル当たりR3.00超、ディーゼルは同R4.00超の下落が見込まれるということです。
こうした試算は消費者の負担軽減を示唆する一方で、7月に予定される燃料税の復活が下落幅の一部を相殺する見通しであり、家庭や事業者が実際に享受する価格低下には一定の限度があるとの見方が出ています。
当該の燃料税は、2月下旬に米国とイランの間で戦闘行為が始まった後に急激に高騰した燃料価格の影響を緩和する目的で同年に引き下げられており、今回の覚書はその流れを逆転させる要因となっている点が注目されます。
関連の解説映像では、米イラン合意が海運コストを押し下げる仕組みが詳述されており、今後の税制運用の如何によって消費者が実感するメリットの大きさが左右されるとの指摘がなされています。