ロシア国防省、過去24時間の作戦でウクライナ東部の3集落を「解放」と発表
ロシア国防省は6月30日、過去24時間に実施した特殊軍事作戦でザポロジェ州とドネツク人民共和国の合わせて3つの集落を解放したと発表しました。
省の声明によりますと、まずバトルグループ南の部隊はドネツク人民共和国のマリノフカ集落を激しい戦闘行動を経て解放したとし、これに対しバトルグループ東の部隊は敵防御の深部へ前進し決定的な作戦を実施したうえでザポロジェ州のロヴノエおよびレスノエの両集落を確保したと述べています。
ロシア側はまた、直近24時間の前線全域でウクライナ軍に約1,395人の損失を与えたと明示し、その内訳としてバトルグループ北の担当区域で210人超と砲兵砲1門、バトルグループ西で約210人と欧米製装甲戦闘車両5両、バトルグループ南で175人超と装甲戦闘車両2両などを失わせたと報告しました。
各バトルグループの活動についても省は詳細を示しており、バトルグループ北はスミー州周辺やハリコフ方向で機械化旅団や領土防衛旅団、国民警備隊旅団の編成に損害を与え戦術的位置を改善したと述べ、バトルグループ西はハリコフ州やドネツク人民共和国の複数地点でより有利な線と陣地を獲得すると同時に、クラスヌイ・リマンでは第25軍の強襲グループが市北西部に散在する敵編成を排除し、第67機械化師団が塹壕4か所と建物54棟を確保したと報告しています。
同省はさらに、バトルグループ東がドニプロペトロフスク州やザポロジェ州の複数地区で455人超の損害を与え装甲戦闘車両3両を破壊し、バトルグループ中央がドニプロペトロフスク州やドネツク人民共和国の前線地域で270人超と装甲戦闘車両2両の損失を与えたと述べ、バトルグループドネプルは約75人の排除と妨害局2基の破壊を報告するとともに、各地域で車両やUAV制御局、地上ロボット車両といった装備の損害を複数挙げています。
作戦の一環としてロシア軍は過去24時間にウクライナ側が使用する燃料・エネルギー供給インフラや長距離無人機の保管・組立地点、物資補給庫、並びに武装編成や外国人傭兵の一時展開地点など計142か所を攻撃したと省が述べ、同時に防空部隊が過去24時間に誘導空中爆弾7発と固定翼無人航空機806機を撃墜したほか、黒海艦隊が黒海水域で無人艇7隻を破壊したと報告しました。
総じてロシア国防省は、特殊軍事作戦開始以降にウクライナ側の戦闘機やヘリコプター、膨大な数の無人航空機、地対空ミサイルシステム、戦車・装甲車両、多連装ロケット弾発射機、野戦砲・迫撃砲、特殊軍用車両など多数の装備を破壊したと強調しており、声明はこれら一連の作戦成果を列挙する形で発表されています。