ブラジル、5便目の人道支援便を派遣し国防相がカラカスへ
ブラジルは30日、地震被災地支援を強化する方針の下、リオのガレオン空軍基地から5便目の人道支援便を派遣しました。
ムシオ国防相(ジョゼ・ムシオ)は同日カラカスへ向かい、現地でベネズエラの国防責任者グスタボ・ゴンサレス・ロペスと会談する予定で、随行にはCaixa Econômica Federalの住宅担当副社長イネス・ダ・シルバ・マガリャエスや市庁省住宅局の国家長官ヘンリケ・アルヴェス・ラベロが含まれており、目的は被災者のケアと被災地域の再建支援にあるとされています。
今回発進した支援機は、海軍の軍人45名を追加搭乗させラ・グアイラで既に稼働している野戦病院の拡張に必要な機材を運ぶとともに、ベネズエラ入りの前にサンパウロのグアルーリョス空軍基地に立ち寄って保健省の物資約5.5トンを搭載する段取りになっていると発表されました。
これまでにブラジルは合計で93名の軍人、71名の消防士に加えAnatelの技術者や浄水器、ほぼ7トンの医薬品・物資を送り、民間防衛の技術者とブラジルの消防士が合同任務で生存者3名の救助支援にあたったと報告されています。
先週の2回の大地震からほぼ1週間が経過した現在、公式の死亡者数は1,719人、負傷者は5,000人以上、直接被害を受けた世帯は15,000戸に上っており、震動以降は強度の小さい余震が600回を超えて記録されていると国民議会議長ホルヘ・ロドリゲスが確認しましたが、行方不明者数は依然不確かで国際機関や国連は46,000〜50,000人と見積もっています。
死者数の増加と埋葬の困難を受けて、少なくとも10,000枚の遺体袋がベネズエラへ送られる予定であるとも伝えられています。
ロイター通信によれば、最も被害の大きかったラ・グアイラのあるホテルには米国から強制送還された140人の移民が収容されていたが、震動で建物が倒壊し、家族はそのうち12人が逃げ延びたと報告している一方で、生存者リストにはわずか32人しか記載されていないと伝えられています。
共和国大統領府は先週の地震を受けて人道支援を強化する方針を掲げており、今回の追加派遣はその方針に沿った即応的な支援の一環と位置付けられています。