ホーム ブラジル ブラジル国防相、ベネズエラ支援一過性でないと表明 死者約1,940人、野戦病院拡張へ

ブラジル国防相、ベネズエラ支援一過性でないと表明 死者約1,940人、野戦病院拡張へ

ブラジル国防相、ベネズエラ支援一過性でないと表明 死者約1,940人、野戦病院拡張へ

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

ブラジル国防相がカラカスと最被災地ラ・グアイラを直轄視察。約1,940人を超える被害を前に、野戦病院の拡張や医薬品輸送、通信復旧の専門家派遣など“継続的な支援”の姿勢が鮮明になった。だが現場に流れる緊迫感は増す一方——この動きが意味するものとは。

ブラジル、ベネズエラ地震支援は一過性でないと表明

ブラジルの国防相ホセ・ムシオ・モンテイロ氏は30日、地震被災が続くベネズエラの首都カラカスを訪れ、支援が一過性の対応にとどまらないとの考えを示しました。

モンテイロ氏は、デルシー・ロドリゲス大統領代行および国防相グスタボ・ゴンザレス・ロペスと会談し、7日前から続く一連の地震で各地に死者と被害が出ている現状を踏まえ、住民や救助・支援部隊への具体的な支援方法について意見を交わしたと説明しました。現地当局によれば、午後時点での死者数は約1,940人を超えており、モンテイロ氏は「私たちはこの困難な時期に連帯している」と述べる一方で、迅速な対応と組織的な支援の必要性を強調しました。

その後、モンテイロ氏はベネズエラ国防相同行のもと、地震で最も被害が大きかったバルガス州ラ・グアイラ市に設置されたブラジル政府の作戦基地と野戦病院を視察し、同病院の拡張計画を確認しました。モンテイロ氏によれば、連邦政府が派遣した5便目の人道支援機が本日中に到着し、野戦病院の拡張用モジュールは明日から稼働する予定であり、これにより病院はより多くの医薬品を備えることになると説明しました。

支援物資の輸送については、ブラジル空軍第2輸送群(FAB)の輸送機KC-30がリオデジャネイロのガレオン空軍基地を12時10分に離陸し、カラカスへ向かう前にサンパウロのグアルーリョス空軍基地に着陸して保健省から寄贈された医薬品や迅速検査キットなど約5.5トンの物資を搭載したと同氏は明らかにし、これらがラ・グアイラに向けて運ばれていると付け加えました。

さらに、モンテイロ氏はカイシャ銀行と都市省(都市開発関連機関)の代表が現地にいることを挙げ、ブラジルが24日の本震と余震で被災した地域の再建にも協力する意向を示しており、支援には緊急段階と再建段階の二段構えがあると強調しました。必要であれば何らかの財政的支援を行う可能性については、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ大統領が検討することになると述べました。

現地への人材派遣については、軍の医療従事者に加えて国家電気通信局(Anatel)の技術者も同機で輸送されており、彼らはスペクトラムアナライザーと高感度指向性アンテナを携えて瓦礫の下にある携帯電話の信号を探す作業に当たるとされます。モンテイロ氏は、こうした医療・通信両面での支援を速やかに実行するため、ロドリゲス氏とゴンザレス・ロペス氏に対し、可能な限り早急に主要なニーズのリストを作成するよう求めたと述べました。

こうした動きは、被災地での初期対応と長期的な再建を見据えた包摂的な支援を目指すものであり、モンテイロ氏は「我々はここに、ブラジルの援助は一過性のものではないと言いに来た」と述べたことからも、両国間で継続的な協力関係を構築する姿勢が鮮明になっています。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年7月1日
関連記事