【見出し】
中国、海・河川インターモーダルのゼロカーボン航路を開設
【本文】
杭州発、7月1日—中国初となる海・河川を結ぶインターモーダルのゼロカーボン航路がこの日、浙江省嘉興港を出港し、寧波・舟山港へ向かった形です。
Ningbo Ocean Shipping Co., Ltd.が運航する純電気コンテナ船は、全長127.8メートル、幅21.6メートル、容量742 TEUという規模で、コンテナ化された10個のバッテリーにより総蓄電容量は約2万kWhを確保しており、年間約800トンの燃料節約と二酸化炭素排出量の年間2,000トン超の削減が見込まれているとしています。
嘉興港は浙江省の内陸水路網と沿岸航路網をつなぐ重要なハブであり、寧波・舟山港は貨物取扱量で世界一を誇る港であることから、この新航路は長江デルタ地域の輸出業者に対し、世界市場へ商品を輸送する際の低炭素の選択肢を提供するものだと位置付けられます。
嘉興海事安全管理局によれば、新航路は燃料消費ゼロ、排気ゼロで運行され、輸送される1 TEU当たり約60kgの二酸化炭素を削減するということです。こうした取り組みは、海上・河川輸送の脱炭素化という実務面での試みとして注目されており、今後の普及や運航実績が持続可能性評価の鍵を握ると見られます。