憲法裁、ランド相場操作疑惑で大手6行への訴追継続を認める
南アフリカの憲法裁判所は火曜日、競争当局がJPMorgan ChaseやBNP Paribas、HSBCなど6行に対して提起したランド相場の不正操作に関する訴えについて、本格審理へ進める余地があるとの判断を示し、長年続いた訴訟を存続させる道を開きました。
裁判所はオーウェン・ロジャース判事の判断の下で、競争委員会が2017年に競争審判所へ付託した主張—2007年から2013年にかけて主要銀行のトレーダーが主に私的なオンラインチャットルームを通じて米ドル=ランド市場で取引活動を調整したとするもの—を審理に付すことを認め、こうした決定は世界的な取り締まりの一環として、過去に複数の大手投資銀行が通貨操作に関して合わせて110億ドル超の罰金を支払った経緯を踏まえた形となりました。
裁判所の決定で名指しされたのはBNP Paribas、JPMorgan Chase & Co、JPMorgan Chase Bank、Investec、Standard Americas Incorporated、HSBC Bank Plcであり、JPMorgan、BNP、HSBCはコメントを控え、InvestecとStandard Americasはコメント要請に直ちには応答しなかった一方で、訴状はStandard Chartered、Citibank、Absa、Barclaysも関与したと主張しているものの、これらの銀行は既に和解するか寛大措置を受けているとされています。
また、Standard Charteredは禁止行為を認めて2023年に4,200万ランド(約260万ドル)超を支払っており、競争委員会がBank of America、Standard Bank、Nomura、Commerzbank、Nedbank、FirstRand、Credit Suisse Securitiesら複数の貸し手に対する請求を復活させようとした試みは今回、奏功しませんでした。
今回の判断により事件は再び競争審判所へ差し戻され、委員会が訴追手続きを開始してからほぼ10年を経て初めて主張の実質が審理される見通しであり、同国で最大級とされる市場操作事件の帰趨が改めて注目されます。