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ブラジル、2026年貿易黒字見通し900億ドルへ上方修正 上半期輸出好調、採掘業けん引

ブラジル、2026年貿易黒字見通し900億ドルへ上方修正 上半期輸出好調、採掘業けん引

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

ブラジルが上半期の輸出好調を受け、2026年の貿易黒字見通しを大幅に引き上げた。原油や鉱業、農畜産物の伸びが押し上げた一方で、中東の戦闘や米国の関税といった逆風も消えてはいない。果たしてこの追い風は持続し、ブラジル経済をどこまで押し上げるのか――この動きが意味するものとは。

【見出し】

ブラジル、2026年貿易黒字見通しを900億ドルに上方修正—上半期の輸出好調が後押し

【本文】

MDIC(開発・工業・商業・サービス省)は3日、2026年の貿易収支黒字見通しを従来の米国ドル721億から米国ドル900億へ引き上げ、過去の統計上で2023年に次ぐ2番目の規模になる見通しを示しました。

今回の改定は、政府が上半期を通じた輸出と輸入の実績が予想を上回ったと判断したことを受けたもので、年初から6月までの輸出は11.5%増と伸びたほか、同省は中東での戦争やドナルド・トランプ政権による関税課税といった逆風にもかかわらず輸出が増加した点を指摘しました。

併せて公表された貿易フローの見通しでは、ブラジルの2026年の輸出額は米国ドル3,944億、輸入額は米国ドル3,044億と予測され、輸出見通しは4月公表の予測を米国ドル302億上回るとしています。

対外貿易統計・研究局長のヘルロン・ブランドン氏は、輸出と輸入のいずれのフローも加速しており、それが今回の予測値引き上げに寄与したと述べ、今回の改定がブラジルの対外貿易の加速を反映しているとの認識を示しました。

新しい数値は6月の貿易収支結果とともに発表され、6月の黒字は米国ドル98億、輸出は過去最高となる米国ドル363億で前年同月比24.9%増、輸入は米国ドル265億で14.4%増となりました。

同省は好調の主因を採掘業の伸びと分析しており、同部門の輸出は58.4%増加、特に原油が輸出拡大の主要因となっていると指摘しています。原油の価格は前年同月と比べ67.6%上昇し、輸出量も6.8%増加したことが輸出額の押し上げに直結したということです。

また、農牧業では大豆の輸出増、製造業では肉類や燃料、大豆油かすの販売増も結果に寄与しており、これらを背景に1月から6月までの累計で貿易収支は米国ドル424億の黒字となり、前年同期の米国ドル302億を上回りました。

上半期の輸出総額は米国ドル1,848億、輸入総額は米国ドル1,424億で、政府が期待する2026年の対外貿易の過去最高更新という見通しを裏付ける実績になっているとの見方です。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年7月4日
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