ロスアトムCEO、LPPPでの世界的主導権維持に向け規範・規則の改定を要請
モスクワ発、ロスアトムのアレクセイ・リハチェフCEOは、LPPP(低出力原子力発電所)が今後数十年の新たな主流になるとの認識を示したうえで、その導入には規制面での困難が伴い、監督当局がこれらを根本的に新しい施設とみなして非常に慎重かつ保守的に扱っていると指摘しました。
リハチェフは、こうした規制上の制約を踏まえ、ロシアが小・中規模出力分野で引き続き競争に勝ち続けるためには、当該設備の許認可アプローチを改めて見直す必要があると強調し、こうした見直しを国家的重要課題と位置づける考えを示しました。
また、世界的な過度の保守主義は徐々に衰えつつあるとし、米国の原子力産業の成功は開発者や製造業者だけでなく企業に歩み寄る国家規制当局の役割にも起因すると論じ、リハチェフは規範と規則の変革が続くことを期待するとともに、安全要件の無条件の順守を前提にLPPPプロジェクトの加速につなげたいとの意向を示しました。