ガウテン州で監査成績が後退、11自治体中6が所見付き無限定監査を受ける
ガウテン州の財務担当MEC、Nkuleko Dungaは5日、監査総局の統合報告に応えてヨハネスブルグで報道陣に説明し、同州の11の自治体のうち6が所見付きの無限定監査意見を受け、州全体の監査結果が2024─2025会計年度に後退したと明らかにしました。
Dunga氏によりますと、11自治体のうち2自治体が所見のないクリーン監査を維持し、3自治体が限定監査意見を受けた一方で、Midval Local MunicipalityとWest Rand District Municipalityはそれぞれ13年と2年連続でクリーン監査を維持しており、指導力がコミットすればクリーンな統治は可能であるとの評価を示しました。
しかしながら、Dunga氏は特にトシュウェン市が州内で最も不正支出が累積している自治体である点を指摘し、同市だけで過去4年間に不正支出が12.17 billion、許可されていない支出が5.22 billion、無駄で無益な支出が3.61 billionに達していると述べ、こうした無駄遣いが水道や電力といった基礎サービスに直接的な影響を及ぼしていると懸念を表明しました。
さらにDunga氏はヨハネスブルグ市についても65億ランドの不正支出が積み上がっていることに触れ、トシュウェンでの水の損失が5.2 billion、電力の損失が10.4 billionと年々続いており、SoshanguveやMamelodiの住民は供給より漏水が多いインフラ負担を強いられていると具体例を挙げて現状を説明しました。
これを受けてDunga氏は、監査総局の勧告がただの報告書にとどまらないよう効力を持たせる必要があると強調し、自治体首長らに対しては責任追及の一環として誤って支出した金額を自らのポケットから返済することを始めるべきだとの厳しい姿勢を示しました。
一連の監査結果は、財務管理の甘さが基礎サービスの劣化や住民負担の増大を招いている現実を改めて浮き彫りにしており、Dunga氏の指摘は州内での是正措置と指導力の在り方が今後の焦点になることを示唆している形です。