マドランガ委員会、フェローズ・カーン少将に対する証言の読み上げを継続
マドランガ調査委員会は月曜日、犯罪情報部で停職中の副長であるフェローズ・カーン少将に対して集められた証拠を弁護士で証拠リーダーのアディラ・ハッシム氏が記録に読み上げる作業を継続すると発表しました。委員会はブリジェット・マバンドラ司法カレッジで約80人の証人の証言を聞いており、現段階でも追加の書面証拠や欠席者に関する提出物を整理しているということです。
調査の焦点となっているのは、カーン少将が南アフリカ警察(SAPS)内部の汚職疑惑に関与しているとの指摘で、委員会に提出された証拠はカーン少将が実業家モハメド“モー”サイードにSAPSの機密文書を漏えいしたとされることを明らかにしたものでした。これらの文書は一斉送信SMSシステムにおいて移動体通信業者のMTNが優先的なサービス提供者であることに関するものであったとされ、民間業者との関係性に疑問符を投げかける内容となっています。
また、カーン少将には2021年にヨハネスブルグ南部エアロトンで発生した麻薬摘発事件との関連も指摘されており、当該事件では警察が700キログラムを超えるコカインを押収したとされる点が証言のなかで取り上げられてきました。委員会はマイク・ファン・ワイク氏とカーン少将の2人に関する欠席での証拠も受理しており、出席証言と書面証拠を併せて審理を進める姿勢を示しています。
こうした一連の証拠提出は、SAPS内部の運用や外部業者との契約関係を巡る疑念を改めて浮き彫りにしており、委員会は今後も読み上げ作業と証言聴取を継続する方針です。ハッシム氏による証拠の読み上げは引き続き記録化され、委員会は収集した証拠に基づいて更なる審理と報告を行う見通しだということです。