ノヴァク副首相、燃料輸出禁止と精製所警備強化
ロシア副首相アレクサンドル・ノヴァクは10日、燃料不足を受けてガソリンとディーゼル燃料の輸出を一時禁止すると表明し、国内供給の優先を明確にしました。
タス通信が同氏の主要発言をまとめたところによりますと、同氏はウクライナによる精製所へのドローン攻撃が一部の施設を部分的に稼働停止に追い込み、それが燃料市場の供給不足や給油所での行列を引き起こしていることを認めました。
こうした事態を受け、ノヴァク氏は地域への追加供給を確保する取り組みを強化していると述べるとともに、精製所の設備稼働を最大化して生産を維持するために政府はあらゆる手を講じていると説明しました。
燃料情勢を安定させ国内市場の需要を満たすために、同氏はガソリンおよびディーゼル燃料の輸出を完全に禁止したと明らかにし、これは一時的な措置であり状況を安定させるために行われているという認識を示しました。
一方で、ノヴァク氏はこうした不足の局面で投機的要因が生じており、一部の転売業者が状況を利用して価格を引き上げ利益を得ようとしていると指摘し、連邦反独占庁(FAS)や地域事務所による厳重な監視が必要だと強調しました。
これに関連して、同氏は垂直統合型の主要石油会社がガソリンスタンドでの販売価格をインフレ率に合わせて維持していると述べ、政府として市場安定と消費者保護に重点を置く姿勢を改めて示しました。
精製所の安全確保については、ノヴァク氏は警備強化にあらゆる手段を講じていると改めて述べ、設備の稼働が活用され生産が十分であることを確実にするとの考えを示しました。