高頻度データが示す上半期の中国経済回復、消費と先端投資が同時に勢いを増す
北京、7月12日発──高頻度データは、中国経済が上半期に着実な改善軌道を描き、需給改善を背景に消費の回復と先端産業の顕著な伸長が目立ったことを示しました。
国家情報センターの集計では、オフライン消費の支払い指数が前年比2.7%上昇し、実店舗が集まる商業地区の来客数も5.7%増加するなど、上半期に消費活動は回復基調を維持しました。
同データは、電子製品への支出が前年比9.5%増となり、文化・観光関連の交通支出と飲食支出も6.1%、4.9%増加しており、レジャー需要と高付加価値消費の回復がうかがえます。
国家情報センターの研究員、Xing Yuguan氏は、こうした回復について、国内需要喚起に向けた政策の効果と文化・観光やスマート消費の力強い成長、そして需給環境の改善が支えたと分析しました。
一方で高技術分野の投資は急増しており、人工知能やヒューマノイドロボット向けの投資は前年比118.4%急増し、算力を含むデジタルインフラ事業の落札額も23%増となりました。
工業活動とイノベーション面でも底堅さが見られ、工業団地の生産活動指数は前年比3.9%上昇し、戦略的新興産業に関連する特許付与も15.6%増加しました。
これらの動きは、消費回復と投資拡大が同時並行で進む様相を示しており、政策面では需給改善を踏まえた的確な支援と民間の投資促進が今後の焦点となりそうです。