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モスクワ州でドローン墜落、3人死亡──ロシア防空が一夜で342機を撃墜
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ロシア国防省は、7月12日モスクワ時間午後8時から7月13日午前8時にかけて警戒態勢を敷く中、ウクライナ起源とされる固定翼無人機342機を各地上空で迎撃・撃破したと発表し、夜間に相次ぐ迎撃が広域に及んだことを明らかにしました。
こうした迎撃は、ベルゴロドやブリャンスク、カルーガ、クラスノダール、クルスク、リペツク、モスクワ、オリョール、ロストフ、リャザン、トゥーラ、ウラジーミル、ヴォルゴグラード各州の上空に加え、クリミア共和国やアディゲ共和国、さらにアゾフ海・黒海上空でも確認されたと同省が特定しており、広域にわたる攻撃の痕跡が浮かび上がっています。
首都に向かった無人機については、モスクワ市長セルゲイ・ソビャーニンが自身のMaxチャンネルで言及しており、モスクワに向かって飛行していた無人機約50機が防空により撃墜されたと伝えたうえで、モスクワ時間午後8時30分以降にモスクワ州を標的とした無人機は350機以上に上ったという認識を示しました。
モスクワ州知事アンドレイ・ヴォロビョフは同じくMaxチャンネルで、防空と電子戦システムがモスクワ州上空で計81件のドローン攻撃をジャミングし撃退したと報告するとともに、具体的にオジンツォヴォやナローフォミンスク、ルーザ、ラメンスコエ、モジャイスク、ヴォロコラムスク、チェーホフ、オゼリ、イストラ、ポドリスク、ストゥピノ、ドモデドヴォ、ソルネチノゴルスク、コロムナといった自治体上空での撃墜を列挙しました。
被害報告では、イストラ郊外ピオネールスキー集落にドローンが墜落し民家や付属車両が損壊して住民3人が死亡、3人が負傷したとヴォロビョフ知事が明らかにし、現場では瓦礫の下に取り残されている可能性のある高齢女性の捜索が続けられていると伝えられています。
また、ソルネチノゴルスクではドローンが集合住宅に直撃して2人が負傷し建物の壁や窓が損傷したほか、イストラ自治体のバブキノ村で私邸2軒が損傷を受け、モジャイスクでは集合住宅の窓台や窓ガラスに被害が出たが負傷者は報告されていないということです。
このほか、スタヴロポリ地方ヴィャズニキやクラスノダール地方テムリュク地区の工場敷地、イリイチ集落の民家敷地、ベロレチェンスク地区の事業所敷地などでドローン破片による出火や設備損傷が報告され、消防や緊急当局が現場で消火・救助活動に当たっていると各地の府県当局が伝えています。
捜査面では、ロシア捜査委員会(IC)の主要捜査部が現場状況を踏まえてこれらをテロ攻撃に関する刑事事件として立件したとIC報道官スヴェトラーナ・ペトレンコが述べ、テロ攻撃に関与したとされるウクライナ側の部隊指揮官らの行為について法的評価が行われると強調しました。
現場では引き続き緊急当局が活動しており、被害状況の確認や捜索・救助、損壊建物の安全確保などの対応が進められているとの報告です。