ホーム インド インド、FY27第1四半期輸出2327.3億ドル 物品輸出15.92%増で牽引

インド、FY27第1四半期輸出2327.3億ドル 物品輸出15.92%増で牽引

インド、FY27第1四半期輸出2327.3億ドル 物品輸出15.92%増で牽引

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

インドのFY27第1四半期は物品輸出が約16%増と力強く、製造業や宝飾、電子機器など幅広いセクターが牽引した。一方で輸入が急増し、6月単月では貿易赤字が拡大するなど、好調な輸出と輸入膨張が同時に進行している。外需回復と輸入増の交差点で何が動き、どのような影響が出るのか――この動きが意味するものとは。

【見出し】

インド、FY27第1四半期の物品輸出が約16%増

【本文】

インドの輸出総額は2026─27会計年度第1四半期(4月〜6月)に前年同期比で11.37%増の2327.3億ドルに達し、物品輸出の好調が全体を押し上げたと商務産業省が月曜に発表しました。経済全体の成長を示すこの数字は、物品とサービスがともに拡大する中で、特に物品輸出が牽引役となったことを示しています。

物品輸出は前年同期比15.92%増の1293.2億ドルとなり、非石油輸出も12.44%増の1063.0億ドルと持ち直しを示したと報告されており、製造業を中心に付加価値の高い分野へ幅広い伸びが広がっているのが特徴です。商務産業省はこうした伸びを受け、宝飾品や機械製品、化学品、電子機器、米など複数のセクターが寄与した点を指摘しました。

単月の6月では輸出総額が前年同月比9.48%増の734.5億ドルと堅調を維持する一方で、輸入は26.85%増の887.6億ドルに膨らみ、結果として6月の総貿易赤字は153.2億ドルとなりました。6月の物品輸出は404.1億ドル、物品輸入は708.4億ドルで、宝飾品は34.64%増の24.1億ドル、機械製品は20.74%増の114.8億ドル、有機・無機化学品は19.42%増の27.7億ドル、電子機器は18.93%増の49.3億ドル、米は16.48%増の10.0億ドルと、主要項目が揃って上振れしました。

サービス面でも堅調が続き、四半期のサービス輸出は前年同期比6.16%増の1034.1億ドルとなった一方で、サービスの輸入は539.7億ドルでサービス貿易黒字は494.3億ドルを計上しており、対物品の貿易赤字を一部相殺する構図が鮮明です。物品面の輸入総額は同期間で2161.8億ドルへ拡大し、物品貿易赤字は86.86億ドルと前年同期の68.75億ドルから拡大しました。

地域別では、商務産業省が6月に南アフリカやシンガポール、中国、オマーン、マレーシア向けの輸出が強い伸びを示したと指摘しており、四半期ベースでもシンガポール、タンザニア、南アフリカ、スリランカ、中国への輸出増が目立ちました。輸入先では6月にロシア、中国、米国、UAE、台湾が供給伸びの上位に入り、四半期ではロシア、中国、オマーン、米国およびブラジルからの輸入増が顕著だったと報告されています。

こうした動きは、製造業や高付加価値品の競争力向上と外需の回復を映しており、輸出の幅広い拡大が国内の成長基調を下支えしている一方で、輸入の急増が物品貿易赤字を押し上げるという二面性も改めて鮮明にした形です。商務産業省は各セクターでの強い伸びを挙げつつ、今後の収支動向を注視する姿勢を示しています。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年7月13日
関連記事