インターポールのレッドノーティス対象だった逃亡者が国際協力で中国へ送還
北京発—インターポールのレッドノーティスに掲載されていた逃亡者が、国際的な法執行と司法協力を通じて中国へ送還されたと、最高反腐敗機関が発表しました。
被送還者の曾能貴(Zeng Nenggui)は、2024年1月に海外へ逃亡した後、2026年1月にインターポールがレッドノーティスを発出し、海外で拘束されたうえで、関係国との捜査協力と手続きの調整を経て、今月9日に中国へ戻された形です。
曾は中国東部・江西省瑞金市の元貧困対策担当官であり、貧困対策プロジェクトに関連して賄賂を受け取った疑いが持たれていると中央規律検査委員会と国家監察委員会が明らかにしており、職務関連の不正行為と腐敗の典型的事例に該当すると同機関は指摘しています。
中央反腐敗調整グループの逃亡者送還・資産回収事務局の当局者は、曾の帰還を『スカイネット作戦2026』の重要な成果だと位置付けるとともに、こうした事件が人々の利益に直接影響を及ぼす分野での腐敗の克服の必要性を改めて強調しました。
公式データによれば、中国は2025年に腐敗容疑のある逃亡者963人を送還しており、同当局者は今後も国際協力を一層深化させ、越境腐敗の追及や不正資産の回収を強化していく考えを示しています。