ペンタゴン、迎撃ミサイル生産拡大で30億ドル超の枠組み合意を締結
ワシントン発、8月3日—米国防総省はパトリオットとTHAAD(高高度ミサイル防衛)向け弾薬の生産能力を拡大することを目的に、ロッキード・マーチンおよびノースロップ・グラマンと合わせて30億ドル超に上る複数年の枠組み合意を締結したと発表しました。
同省は今回の「2つの枠組み合意」が重要な迎撃ミサイル用部品の生産能力を引き上げる狙いであると指摘しており、これにより将来的にパトリオット用PAC-3ミサイルの生産量を3倍、THAADシステム用の生産量を4倍にするのに寄与すると強調しました。
ノースロップ・グラマンは、30億ドル超のうち約20億ドルがPAC-3用のエンジンや関連システムの生産に充てられ、残る約10億ドルは今後7年間にわたってTHAAD部品の生産量を増やすために配分されるとの内訳を明らかにしました。
なお、ペンタゴンは7月末にパトリオット弾薬の生産・供給に関するロッキード・マーチンとの7年契約の総額を586億ドルに引き上げたと報告しており、今回の枠組み合意はこうした長期的な生産体制の強化を補完する形だと位置付けられます。