【見出し】 商業石炭採掘がAatmanirbhar Bharatを後押し、国内生産が2年連続で10億トン超
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商業石炭採掘はインドのエネルギー安全保障を強化し、Aatmanirbhar Bharat(自立インド)という政策目標の実現を後押しする重要な原動力として浮上しており、国内生産は商業オークション開始以降、民間参加の拡大を背景に連続して10億トンを超えています。
石炭は依然として同国の一次エネルギー需要の約55%を賄い、発電の7割超を支える中、インドは世界で5番目の推定埋蔵量約400,715百万トンを有し、350を超える鉱山で約50万人が生産に従事していることから、供給基盤としての重要性は揺るぎないとの認識が示されています。
こうした商業化の土台には法的・制度的な積み重ねがあり、2014年の最高裁判決による過去の区画割当取消を経て、2015年のCoal Mines (Special Provisions) Actでオークションによる再割当の枠組みが整備され、さらに2020年6月18日の大きな政策転換により商業石炭採掘が本格始動した形です。
新制度は従来のトン当たり固定支払からナショナル・コール・インデックス連動の収益分配モデルへ移行するとともに、採掘経験要件の撤廃やジョイントベンチャー・コンソーシアムの参入許可、100%の自動経路による外国直接投資を認めるなど適格性を拡大し、これまでに14ラウンドで141鉱山がオークションに付され、うち123鉱山が民間に割り当てられ平均収益分配率は24.17%に達しています。
生産面でも変化が鮮明で、石炭省によればFY2014-15の609.18百万トンからFY2024-25は1,047.52百万トン、FY2025-26は1,040.08百万トンと増加しており、キャプティブと商業区画の寄与はFY2021-22の10.9%からFY2025-26の20.2%へ高まったうえで、商業鉱山単独でもFY2025-26に約26.12百万トンを供給し、現在23鉱山が稼働しています。
財政的波及効果も大きく、同省の試算では商業区画が完全稼働すれば年間約47,000 croreルピーの歳入創出や約48,756 croreルピーの資本投資誘致、約4.75 lakh人の雇用創出が見込まれ、実際にプレミアム収入はFY2014-15の461 croreルピーからFY2025-26の5,553 croreルピーへと伸び、中央政府と石炭生産州双方に恩恵をもたらしているとしています。
こうした実効性を高めるため同省は規制クリアランスの簡素化や事業環境の改善に注力しており、その一環として完全探査区画の稼働開始までの期間を51か月から40か月に、部分探査区画を66か月から52か月に短縮する措置を第15回商業石炭オークションから適用しており、これにより稼働加速を図る方針を明らかにしています。
同省はこれらの改革が電力や鉄鋼など主要セクターを支え、長期的にはインドのエネルギー自給と経済的自立の前進につながるとの見通しを示しており、今後はオークション鉱山の全面稼働が政策目標達成の鍵になるとの認識を改めて示しました。