中国、5省市で洪水非常対応をレベルIVで維持
中国の水利部は4日、同部が西南の四川省と直轄市の重慶、北西の陝西省と甘粛省、東北の黒竜江省の5省市で洪水非常対応をレベルIVで維持すると発表し、地域ごとの警戒体制を継続する方針を示しました。
月曜朝から火曜朝にかけては、降雨と上流からの流入が重なったことにより全国で19河川の水位が警戒水位を上回り、その最大の超過は0.35メートルに達したと同部は明らかにしており、こうした観測を受けて緊急対応が続けられています。
同部は、今回のレベルIV維持について降雨の今後の予測を踏まえた判断であると説明し、この判断を受けて河南省や湖北省を含む計14の省級地域に対して早期警報を発出したほか、貯水池の運用安全の確保、中小河川での洪水防止、及び突発的な洪水に対する備えの強化を求めました。
今回の対応は、貯水池の点検や排水計画の再確認、地方当局による河川監視の強化など具体的な防災措置の徹底を促すものであり、同部は関係機関に対し即応態勢の維持と住民への的確な周知を重ねて要請しています。
中国が洪水対策の非常対応システムを四段階で運用している点に触れると、同制度ではレベルIが最も深刻であるため、レベルIVの維持は引き続き高度な警戒と局地的な対処が必要であることを示唆しているということです。