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中国、米国の対中制限に対抗する一連の措置を実施
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北京発、8月5日--中国商務部のスポークスパーソンは水曜、米国側の最近の対中制限を受けて一連の対抗措置を発動したと表明し、両国の経済関係は緊張を一段と高めているとの認識を示しました。
商務部の発表によれば、今回の対抗措置は印刷・複写機能を備えた一部の輸入事務機器に対する国家安全保障に関する調査の立ち上げ、米国向けドローン関連の軍民両用品目の輸出管理強化、特定米国企業への制裁措置、ならびに中国強制認証(CCC)制度に基づく米国拠点認証機関への工場検査認可停止などを含んでおり、対象分野は多岐にわたると説明しました。
商務部はとくに、外国のシステムソフトを搭載した印刷・複写機能を有する輸入事務機器を対象に、中国として初となる対外貿易に関する国家安全保障調査を立ち上げたと明らかにし、同調査では輸入状況や技術・サービスが国家安全保障上の利益に与える影響、関連産業の発展状況と対外依存度などを幅広く検証するとしています。
同省はまた、軍民両用の管理リストに含まれるドローンとその主要部品、関連技術について、米国向け輸出は個別案件ごとに厳格な審査下に置かれ、許可の簡素化措置の対象から除外されることになると述べ、輸出管理の実効化を図る姿勢を示しました。
加えて、商務部はCompliance Testing LLCを対抗措置リストに追加したほか、Applied DNA SciencesやStratum Reservoir、Altana Technologies、Responsible Business Alliance、Verite Group、Human Rights in Chinaの6主体にも同様の対抗措置を科し、これら米国主体と中国国内組織・個人とのすべての取引や協力を禁じる措置を講じました。
別途、国家認証認可監督管理委員会はCCC制度の下で認証を受けた製品に関し、米国拠点の認証機関によるフォローアップ工場検査の認可を直ちに停止すると発表し、CCCが対外貿易や国民生活の重要分野を網羅する制度であることを踏まえれば、認証運用面での影響は広範に及ぶ可能性があるとの見方を示しました。
商務部は、これらの措置は両国首脳が釜山で合意した重要な合意を米側が侵害したことへのやむを得ない対応であり、基本的には抑制的であると強調するとともに、米国に対して関連措置の直ちなる撤回と不当な行為の中止を求め、対立を友好的な協議と協力という正しい軌道に戻すよう要求しました。
さらに同スポークスパーソンは、米国が新たな制限措置の導入に固執する場合には中国はさらに対抗措置を講じる用意があると明言し、両国の貿易・経済関係の安定を重んじるとの立場を改めて示しました。
背景として、商務部は釜山での首脳会談以降、米連邦通信委員会(FCC)が国家安全保障の概念を拡大解釈して通信事業や海底ケーブル等にまで制限を導入し、また米国土安全保障省が7月31日にウイグル関連の措置として複数の中国主体をウイグル強制労働防止法のエンティティ・リストに追加した点を挙げ、これらが今回の対抗措置の直接的な契機になったと説明しています。