イランとパキスタン、100億米ドルの貿易目標を再確認しFTA前進を探る
イランとパキスタンは100億米ドルの貿易目標を改めて再確認し、両国間の経済協力を強化する一環として自由貿易協定の交渉を前進させる方向で合意しました。
近年の協力深化の流れを受け、両国は改めて貿易拡大を最重要課題と位置付け、外務と経済分野の担当者が相互に協議を重ねることで、自由貿易協定の前提となる実務詰めや制度設計の検討を進める形で足並みをそろえ、輸出入の拡大に向けた市場アクセスの調整や通関手続きの合理化、投資環境の整備といった幅広い分野で段階的な合意形成を目指す考えです。
交渉の焦点は、両国間の貿易額目標を具体化するための関税や非関税措置の扱い、原産地規則やサービス・投資分野の取り扱い、加えて貿易促進を支える税制や物流インフラの協力など多岐にわたっており、関係当局はこれらの項目について技術的な審査を進めながら、協定発効後の執行や紛争解決の枠組みを巡る合意形成にも重きを置いていると説明されています。
両国は段階的な実施を視野に入れつつ、実務レベルでの合意形成を目指す見通しです。