ナショナル・トレジャリー、自治体への資金差し止めで説明責任を強調
ナショナル・トレジャリーは地方自治体への資金を条件付きで差し止め、財政規律の回復と必須サービスの保護を同時に進める措置を発表しました。
同省はこの介入を懲罰的措置ではないと強調し、証拠に基づく是正を通じて財政の健全化を図ると説明しており、長年放置されてきた未資金予算や増大する債務、不正支出への対応が目的であるとしています。
プロセスは2025年12月に始まり、自治体には事前の通知と改善の機会が与えられたうえで段階的に進められ、当初99あった対象自治体は69に減少したことから、差し止めは一律の処罰ではなく順守確保が狙いだと位置づけられます。
要件を満たした自治体には均衡配分の移転が再開され、7月16日までに27の自治体が配分を受け、そのうち10自治体は差し止められていた全額を受領し、17自治体はエスコムや水道委員会、SARSおよび年金基金などの債権者へ部分的支払いを行えるようになりました。
自治体側の数字は深刻で、報告によれば2021/22会計年度以降にR24.12 billionの無益かつ浪費的な支出が計上され、不正支出はR145.21 billionに達し、うちR40.14 billionが2024/25年度に発生しているほか、不許可支出がR118.13 billionに上っているとされています。
さらに2024/25年には116の自治体、ほぼ半数にあたる自治体が未資金の予算を採択しており、資金調達が見込めない予算を前提に国家政府の継続的な資金供給を期待することはできないと同省は指摘しています。
今回の介入で最も重視されているのは説明責任の徹底であり、ナショナル・トレジャリーは自治体が調査を実施し、必要に応じて懲戒手続きを開始し、議会の決定を履行したという証拠を求めることで、報告書作成で終わる従来の慣行を改めようとしています。
配分の正当性を巡る課題としてはデータの信頼性が挙げられ、均衡配分の算定で用いられた61,615世帯に対しある自治体の救貧登録がわずか2,575世帯だった例が取り上げられ、資金が意図した受益者に届いていることをどう検証するかという問題が浮き彫りになっています。
提案されている対策には内務省、SASSA、SARS、CIPC、雇用労働省および登記所といった国のデータベースとの照合による情報検証が含まれ、ナショナル・トレジャリーは時代に即したデータ駆動型の統治が公的資金配分の完全性を確保する鍵だと訴えています。
11月の地方選挙を控え、こうした新たなアプローチは時宜を得たものであり、筆者は自治体の第7期政権がより強固な統治基盤の下で始まることは長期的に国民へのサービス向上につながると評価しています。