ブラジル、債務支援プログラムを改定—資金合算を容認し保証基金出資を引き上げ
新たな臨時措置が今週土曜(1日)付で連邦官報の臨時号に公表され、政府はDesenrola AdimplentesとDesenrola 2.0に対して一連の変更を実施したと発表しました。
クレジットプログラムに関しては、支払いを滞りなく行っている利用者を対象に、金融機関が自らの資金と連邦が提供する資金を組み合わせてクレジット枠を設定することを認める規定が盛り込まれ、これにより各機関が利用可能な資金を合算して貸出余力を拡大できるようにした形です。
Desenrola Adimplentesの対象は正式雇用に就いていない者に限定され、残債が最大15,000レアルであること、かつ少なくとも4回分を支払っていることが条件とされており、この点は延滞解消と返済実績を重視する仕組みとして位置付けられています。
一方で、延滞のある家計向けプログラムであるDesenrola 2.0(別名Novo Desenrola Brasil)については、当初、今年5月の措置公布から12か月以内に各金融機関が実施することとされていた金融教育施策の期限を、政府が来年8月31日までに延期する変更が盛り込まれ、実施時期の柔軟化が図られました。
さらに、同臨時措置は連邦政府によるFGI(Fundo Garantidor para Investimentos)およびFGO(Fundo Garantidor de Operações)への出資比率を引き上げることも承認しており、これらの基金は企業向け融資のリスクを軽減する役割を担っているため、今回の改定は企業向けクレジットの安定化にも資するとの意図が示されています。