【見出し】 7月の中国経済、消費拡大と先端投資で回復の兆し
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国家情報センター(SIC)の高頻度データは、7月の中国経済が複数の部門で着実に改善し、オフライン消費の回復と投資構造の改善が同時に進行していることを示しました。リードによりますと、7月のオフライン消費支払いは前年同月比で2.2%増加し、前月から0.8ポイント上昇したほか、家電・音響映像機器の支払いは8.5%増加し、成長率が6月から10.9ポイント上振れしたとのことです。SICの研究員であるXing Yuguan氏は、こうした数字を受けて「7月の消費における最も励みになる変化は、回復がより幅広くなったことだ」と述べ、高額消費の回復や夏の観光需要の活発化が主要商業地区や街角の店、近隣の店舗での消費を押し上げたと指摘しました。
投資面では、先端製造業への投資が7月に前年同月比で73.1%と急増し、6月から42.5ポイントの上昇を記録した一方で、算力やデータ、ネットワークといった新たなインフラに関連するプロジェクトの受注額は前年同月比で0.8%増加しており、これらを踏まえたXing氏は、投資構造の継続的な改善と質の高い生産力に結び付く分野への市場資本の積極的な流入が産業の高度化に対する信頼を反映しているとの認識を示しました。
産業活動を示す指標も堅調で、工業団地の生産活動を追跡する指標は7月に前年同月比で1.0%上昇し概ね安定した操業を示したほか、半導体、新材料、デジタルインテリジェンスの各セクターの活動指数はそれぞれ11.6%、8.9%、4.8%上昇しました。さらに、戦略的新興産業に関連する特許許可件数は前年同月比で10.7%増加し、AI関連の特許許可は60%と急増、成長率は6月より21.7ポイント高まっており、Xing氏はこれらのデータが企業の活力の高さを示していると述べ、AI関連のイノベーションが旧来の成長動力から新たな成長動力への転換に強力な原動力を提供しているとの見解を示しました。
こうした一連の動きは、消費の幅広い回復と先端分野への投資拡大が同時に進むことで、産業構造の高度化に向けた期待を改めて強める形となっており、SICのデータは中国経済の回復基調が局所的なものにとどまらず、より広範な分野での改善に広がっていることを示唆しているというのが当局の総括です。