自治体への配分金、来たる地方選挙を見据えた機会主義だと批判
アフリカ・マイブエ運動は、国の財務省が一部の自治体に対して保留していた7月分の残金を解放したことについて、これがサービス提供のためではなく来たる地方選挙に伴う政治的機会主義によるものだと批判しました。
財務省の資金解放を受け、党代表のフロイド・シヴァンブ氏はヨハネスブルグのマーシャルタウンで記者団に対し、政府がこれまで公平配分を受けるための最低要件を満たしていなかった自治体の予算へ恣意的に資金を流し込んだと指摘し、こうした措置は純粋にサービス提供を目的としたものではなく選挙に便宜を図る政治的判断に基づくとの認識を示しました。
シヴァンブ氏はさらに、今回の対応を「政治的便宜のための資金解放」と明確に批判したうえで、資金配分の透明性と基準の厳格な運用が欠けている点を問題視し、こうしたやり方が地方自治体の財政運営と住民サービスの信頼を損なう懸念があると述べました。
一方で、アフリカ・マイブエ運動は、刑事司法制度内の犯罪性や政治的介入、汚職を調査しているマドランガ委員会に対しては無条件かつ留保なく信頼を再確認するとしつつ、同委員会が示した公的機関による独立的かつ専門的で透明な調査の有用性を踏まえ、こうした調査手法は国会の場に限定するのではなく地方自治体にも拡大されるべきだとの見解を示しました。
こうした主張は、資金配分の公正性と選挙前の政治的中立性を巡る論争を一層浮き彫りにしており、地方レベルでの独立した調査体制の構築をめぐる議論が今後焦点となる見通しです。