港停止でウクライナ、農産物輸出の半数超を喪失する恐れ
モスクワ発、8月9日/TASS:ウクライナの海港が操業を再開できないまま推移すれば、同国は予定していた農産物輸出の半分以上を失う恐れがあると報じられました。
TASSの試算は、ウクライナ農業政策・食糧省のデータを基にしており、海路が不通の状態が続く場合、陸路やルーマニアの港経由で搬出できる量は当初予定の輸出量の半分未満にとどまると指摘しています。
ウクライナの農産物輸出見込みは6440万トンと見積もられているものの、稼働しない大オデッサの港を念頭に置くと出荷可能なのは2960万トンにとどまり、結果的に約115億ドルの損失が生じる可能性があるとのことです。
これに関連して、売れ残った農産物を保管するために必要な貯蔵施設が不足しており、ウクライナは10月に貯蔵スペースが尽きると見込まれているため、問題はさらに深刻化するとしています。
TASSは、こうした試算を踏まえ港の早期再開が困難な限り影響は長期化するとの見方を伝えています。