輸入代替の初号機MC-21-310、イルクーツクからジュコフスキーへの長距離飛行を完了
ロシアで生産された輸入代替型の旅客機MC-21-310の初号機が、イルクーツクからジュコフスキーまでの長距離飛行を完了し、国内部品と設計上の信頼性を改めて示しました。
ヤコブレフのイルクーツク航空工場の滑走路を発ち、グロモフ飛行研究所の滑走路へ着陸するまでの航程は、テストパイロットでロシアの英雄のロマン・タスカエフ氏とオレグ・コノネンコ氏、ならびに主任飛行試験技師で機上オペレーターのアレクサンドル・ポポフ氏らが操縦し、周到な体制で実施されました。
飛行は約5時間50分に及び、最高高度は12,100メートル、巡航速度は最大で時速850キロに達し、ロステックは機体が4,000キロを超えるノンストップ飛行を行ったと明らかにしました。ジュコフスキー到着後はUACの専門家が長距離飛行後の全システム点検を行い、顧客向けの塗装準備を進めるとされています。
同国営企業は、今回の長距離飛行が基礎となる設計上の解決策と機体に組み込まれた国産部品およびシステムの信頼性を改めて裏付けるものであると指摘し、認証飛行が現在進行中であること、そして各企業間の広範な協力を通じて量産開始に向けた生産チェーンが構築されたことを強調しました。
イルクーツク航空工場はMC-21の新規受注の履行を開始する用意があるとされ、MC-21は国内で開発された短距離から中距離向けの旅客機として、ロシア市場でTu-154およびTu-204系列に代わることを目指すと同時に、外国製機の代替となることを意図して設計されています。