ホーム インド モンスーン会期、12本の法案可決 混乱で生産性低下、ラージャ・サバー39.17パーセント

モンスーン会期、12本の法案可決 混乱で生産性低下、ラージャ・サバー39.17パーセント

モンスーン会期、12本の法案可決 混乱で生産性低下、ラージャ・サバー39.17パーセント

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

7月20日に始まった25日間のモンスーン会期で、国会は12本の法案を可決したが、会期は繰り返される混乱と低生産性に彩られた。速やかな不正捜査・裁判の枠組みや『Vande Mataram』保護強化、MSMEの全国デジタル登録など目立つ改正が通った一方、討論の機会は著しく制約された。議場の秩序をめぐる懸念が残る中、これが今後の政策形成にどのような影響を与えるのか—この動きが意味するものとは。

混乱と低生産性のモンスーン会期、12本の法案が成立

7月20日に始まったモンスーン会期は、25日間にわたる19回の会合を経て閉会し、両院は公的試験や国の名誉、出生・死亡登録、銀行記録、中小企業(MSME)開発、課税、裁判所付属機関、鉱業、州名改称などに関する12本の法案を可決して会期を終えました。

可決された法案のうち、公的試験(不正手段の防止)改正法案、2026年は、公正性強化を目的として不正行為の捜査を原則2か月以内、裁判を原則3か月以内に行うことを規定し、各州および連邦直轄領に特別迅速裁判所の指定と特別公訴人の任命を可能とする枠組みを設けるもので、同法はすでに大統領の承認を得ています。これに関連して、国の名誉への侮辱防止(改正)法案、2026年は『Vande Mataram』の法的保護を拡大し、同歌の歌唱を故意に妨害する行為や、その歌唱が行われている集会に対する妨害を処罰対象とすることを求めており、出生および死亡の登録(改正)法案、2026年は遅延登録に対する審査を厳格化し、一年超から二年以内の登録には所轄の執行治安判事の承認、二年超は第一級司法治安判事の承認を要する制度を導入する内容になっています。

また、中小企業(MSME)開発(改正)法案、2026年は全国的な無料かつ任意のデジタル登録プラットフォームを規定し資金調達へのアクセス改善や支払遅延紛争の迅速解決を目指す一方、銀行帳簿証拠法案、2026年は銀行帳簿の定義を物理的・電子的・デジタル・仮想・クラウドベースの記録まで拡大し、それらの認証と提出に対して技術中立的な法的枠組みを整備するものとなっており、裁判所付属機関改革法案、2026年は付属機関の効率性・独立性・透明性を高めるため国家付属機関委員会の設置を規定しています。

鉱山および鉱物(開発および規制)改正法案、2026年は鉱物セクターの課税制度における確実性と予見可能性を高めることを目的とし、州名を『Kerala』から『Keralam』へ改称することを求めるケーララ(名称変更)法案、2026年も上程され可決されたほか、外国からの資金(規制)改正法案、2026年は審査と報告のため両院の合同委員会に付託される運びとなりました。会期ではまた、2022–23年度の超過歳出に関する要求も扱われ、関連する歳出法案はローク・サバーで8月4日に可決されたものの、ラージャ・サバーでは8月6日に差し戻されるなどの手続きが行われました。

その一方で、繰り返される混乱が議会運営に影を落とし、ラージャ・サバーのC. P. Radhakrishnan議長は閉会の辞で秩序の乱れを遺憾として指摘し、これが予定された議事に影響を及ぼし討論や審議の機会を制限したと述べ、こうした指摘を受けて会期の生産性の低さが改めて浮き彫りになりました。実際にラージャ・サバーは37時間49分稼働し生産性は39.17パーセントにとどまり、会期中に上程された285件の有権質問(Starred Questions)、380件のゼロアワー提出事項および380件の特別言及(Special Mentions)のうち取り上げられたのはわずか16件の質問、52件のゼロアワー提出事項および93件の特別言及にとどまりましたし、ローク・サバーの生産性も約19パーセントという低水準に終わりました。

こうした混乱は政府と野党の間で激しい応酬を招き、国会運営担当大臣キレン・リジジュは手続きの繰り返される妨害についてコングレス党を非難し、重要法案に関する実質的な議論が行えなかったことに政府が不満を抱いていると述べ、これに対して野党側の反発が続いたことが審議時間の圧迫と政策議論の深度不足を招いたとの見方が会期を通じて根強く残る形となりました。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年8月14日
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