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米国の25%追加関税にブラジル反発、即時の互恵措置とWTO提訴を表明
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米国がブラジル産品に25%の追加関税を課す決定を公表したことを受け、ブラジル政府は断固としてこれを非難すると同時に、直ちに対抗措置を取る方針を示しました。
米国通商代表部(USTR)が1年前に開始した調査は、特定のブラジルの慣行が米国内の農家や労働者、イノベーター、輸出業者にとって貿易上の負担や制約を生んでいると結論付けました。こうした判断を経て、米国は追加関税の適用を決定し、その措置は7月22日に発効する形です。
USTRが列挙した問題点には、デジタルトレードの慣行と即時モバイル決済サービス『Pix』に関する規制、不公正な優遇関税、反汚職執行、知的財産の保護、エタノール市場へのアクセス、違法な森林破壊といった項目が含まれています。これに対しブラジル政府は、社会コミュニケーション局(Secom)の声明で調査の正当性を認めず、これらの主張は多国間貿易ルールに裏付けられていないとの立場を明確にしました。
声明は特にPixを「我が国民の宝であり、デジタル公共インフラの国際的なベンチマーク」であると擁護するとともに、森林破壊に関する主張も同様に不合理であると強く反論しました。さらに、先週行われたUSTRの公開審問では両国から78名の民間セクター代表が意見を述べ、そのうち63名が米国の関税措置に反対した点を強調しています。
政府はまた、米国の統計を引用し、過去15年間で米国がブラジルとの商品およびサービスで4,245億米ドルの貿易黒字を蓄積してきたことや、2025年には米国からの輸入品の76%が無税でブラジルに入っており、米国製品に適用された実効平均関税はわずか3.1%であったことを示して、今回の一方的措置の不当性を訴えました。
こうした背景を踏まえ、ブラジルは即時に議会で満場一致で承認された互恵法(Reciprocity Law)を発動する手続きを開始し、再び世界貿易機関(WTO)の紛争解決メカニズムを通じてこの問題を提起する意向を示しました。並行して『主権ブラジル計画』を掲げ、関税の影響を受ける分野への保護措置を維持し雇用と国内生産能力を守るとしています。
ブラジル政府は今後、被害の緩和に向けた具体的措置を続ける一方で、輸出先の多様化と新市場の開拓を進め、外交交渉とWTO手続きの双方で対応を図る方針です。