靖国参拝を巡る中国の強い抗議
北京発―中国外務省は15日、日本の高市早苗首相が靖国神社に金銭を供え、一部の閣僚が同神社を参拝したことを受け、これを強く非難して日本側に対し強い抗議を申し入れたと発表しました。
報道官は、15日が第二次世界大戦における日本の無条件降伏の日に当たることを指摘したうえで、靖国神社がA級戦犯14名を合祀している点を挙げ、同神社を「軍国主義の精神的道具であり象徴である」と位置付け、実質的に戦犯のための神社であるとの認識を示しました。
さらに報道官は、いかなる口実も日本の政治家の真の意図を覆い隠すことはできないと述べ、戦犯に対する判決を覆すことや戦争犯罪の隠蔽、歴史的事実の歪曲、さらには再軍備の加速への道を開く危険性があるとして強い懸念を表明したとしています。
報道官は「これは歴史的正義に対する侮辱であり、文明の基礎規範への挑戦であり、戦後国際秩序に対する挑発である」と断じ、こうした行為は国際社会の圧倒的多数によって断固として拒絶されているとの見方を示しました。
また、今年が東京裁判の開廷80周年に当たることに触れ、歴史を正しく認識し扱うことは日本が戦後国際社会に復帰するための重要な前提であり、隣国との関係の政治的基盤であると指摘したうえで、軍国主義と断絶し、具体的な行動でアジアの隣国や世界の国々の信頼を得るよう日本側に求めました。