SACP、次期地方選に向け準備を本格化しトシュワネでマニフェスト発表へ
南アフリカ共産党(SACP)は16日、プレトリア近郊のトシュワネ工科大学ソシャングベ校舎で2026年地方自治体選挙のマニフェストを発表すると表明し、これまで続いた出馬の可否を巡る議論から一線を画して投票での戦いに向けた具体的な準備へと焦点を移したと述べました。
同党のスポークスパーソン、ムレングワ・ンクスマロ氏は、候補者選考プロセスが既に進んだ段階にあり、党員に加えて伝統的指導者や教会グループ、地域団体など多様な社会セクターから候補者を選出していると説明し、プロセスは進展していると強調しました。
ンクスマロ氏はまた、「我々はすでに述べていると思う。SACPが出馬するかどうかを議論する段階は過ぎた」と述べるとともに、SACPの名の下に立つ人々は必ずしもSACPそのものだけを代表するわけではなく、より広い社会のセクターを代表する人々が含まれる点を改めて示しました。
こうした説明の中でンクスマロ氏は、SACPの指導部にいる人物がそのまま議員になると期待すべきではないと指摘し、場合によって伝統的指導者と協力し、また場合によっては教会指導者や地域組織と連携して候補者を擁立していると明らかにしました。
一方で、SACPが単独で選挙に臨む決定に対してはアフリカ民族会議(ANC)の一部指導者から公の批判が寄せられているものの、ンクスマロ氏はそうした批判に気を取られることはないと述べ、党は現場での組織固めと選挙運動の優先課題提示に注力するとしています。
SABC News Radioは同日、トシュワネ工科大学ソシャングベ校舎でのマニフェスト発表がSACPのビジョンと選挙運動の優先課題を示す場になると伝えており、今回の動きは地方選を巡る力量関係や地域レベルでの支持基盤の形成に向けた重要な一歩になるとみられます。