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世界銀行、2026年世界成長見通しを2.5%に下方修正 インド6.6%で主要国トップ維持

世界銀行、2026年世界成長見通しを2.5%に下方修正 インド6.6%で主要国トップ維持

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

世界銀行が2026年の世界成長見通しを2.5%へ下方修正した。だがインドは依然として主要国の中で最上位を維持し、2026年も高成長を見込まれている。エネルギー供給の混乱や高インフレ、金融の緊張が増す中で、この相対的優位はどこまで続くのか──この動きが意味するものとは。

【見出し】

世界銀行、2026年の世界成長見通しを2.5%に下方修正 インドは依然として主要国で最上位の成長を維持

【本文】

世界銀行は、地政学的緊張の高まりと中東での紛争を受けて、2026年の世界成長見通しを従来予測から引き下げ2.5%と発表し、エネルギー供給の混乱と金融市場のストレスが深刻化すれば成長はさらに1.3%まで落ち込む恐れがあると警告しました。

こうした全体見通しの悪化にもかかわらず、インドは引き続き主要な大規模経済の中で最も高い成長を維持しており、世界銀行は2025年の7%成長に続き2026年は6.6%のGDP伸びを見込むと示したうえで、チーフエコノミストのIndermit Gillはインドの成長率は今後20年間かなり高い水準で推移するとの見解を示しました。

同行が下方修正に踏み切った背景には、ホルムズ海峡を巡る緊張がエネルギー市場を混乱させ原油価格を押し上げている実態があり、これに伴うインフレ圧力の再燃と一部経済での金融引き締め強化が世界経済の回復力を削いでいるとの分析を提示しています。

世界銀行のベースラインシナリオでは今年のブレント原油価格を1バレル当たり平均94ドルと仮定し、この場合は世界のインフレ率を4%と見込む一方で、より深刻な供給混乱が持続して原油が平均115ドルに達すると仮定した場合には世界成長は2.1%へ減速しインフレは4.4%まで上昇する可能性があると指摘しており、こうしたエネルギーと金融の圧力が互いに強め合えば見通しは急速に悪化し得ると副チーフエコノミストのAyhan Koseは述べています。

同行は約3分の2の国について成長見通しを下方修正し、中でも最大の修正は中東のエネルギー輸出国に集中しているとしたうえで、中東・北アフリカやアフガニスタン、パキスタン地域の成長は2026年に1.6%と見込まれ、これは2025年の4%から大きく低下する見通しだとしています。

また発展途上国全体の成長は2025年の4.4%から2026年に3.6%へ鈍化すると予想され、同行は多くの国が長期にわたり所得成長の低迷を経験するリスクに直面していると警告しており、こうした展望は人口成長の鈍化、投資の弱さ、政府債務の増加、貿易拡大の鈍化といった構造要因によって長期的に抑制されるとの見立てを示しています。

世界銀行は世界成長が2027年と2028年にわずかに回復して2.8%になると予想する一方で、チーフエコノミストのGillは記者団に対し、持続する政策の不確実性、インフレ圧力、そして高止まりする金利を指摘しながら「世界経済は2008年や2018年と比べても今日ははるかに回復力が低い」と述べ、現状の下では以前の10年に記録された平均的な成長ペースを下回るとの認識を示しました。

こうした弱含む世界見通しの中でも、世界銀行は各国の成長差を改めて示しており、インドに対しては高い伸びを見込む一方で中国は2025年の5%に続き2026年は4.2%、米国は2.2%、ユーロ圏は0.8%、日本は0.7%とそれぞれ鈍い成長を予測しており、こうした相対的な格差が今後の国際経済の重心を左右する要因となる可能性が高いという点も浮き彫りになっています。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年8月18日
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