許家印に無期懲役、Evergrande Groupに巨額罰金が科される
深センの裁判所は20日、債務問題で揺れるEvergrande Groupの元トップ、許家印被告に対し無期懲役を言い渡しました。
広東省深圳市中級人民法院は、許被告とEvergrande Groupが複数の刑事罪で有罪と認定し、主な罪状として違法な預金の拡大受け入れ、資金調達詐欺、違法貸付の発行を挙げると示しました。さらに、裁判所は証券の詐欺的発行や重要情報の不法な開示、企業の贈収賄に加え、許被告を違法な資金使用と横領でも有罪とし、Evergrande Real Estate Groupを証券詐欺で有罪としました。
裁判所は、許被告がEvergrande Groupの実質的支配者として経営全般に責任を負い、不動産や物業管理、金融など多分野にわたり複数企業を管理・支配していた事実を認定しました。関与金額が極めて巨大で情状が悪質、引き起こした経済的損失と社会的害が深刻であることを指摘したうえで、その判断を踏まえて厳重な処罰が必要だと述べました。
裁判所は許被告の政治権利を終身剥奪とするとともに、許被告の個人資産はすべて没収されることを命じ、違法に得た利益の回収を継続すると明示しました。Evergrande Groupには人民元8.82 billion(米ドル13億)相当の罰金が科され、Evergrande Real Estate Groupには人民元7 billionの罰金が科され、残る不足分の弁済も命じられました。
裁判所はまた、これらの刑事行為が社会主義市場経済を重大に混乱させ、公的および私的財産権を侵害し、公務員の職務執行における廉潔性を損ねたとして、その社会的被害の大きさを強調し、法律に従った厳正な対応の必要性を改めて示しました。