ロシア国防省、1週間でウクライナ東部など11集落の「解放」を発表
モスクワ、8月21日/タス通信 ロシア国防省は、8月15日から21日にかけての一週間でハルキウ州、ザポロジエ州およびドネツク人民共和国の計11の住民地を解放したと発表しました。
同省は声明で、先週はバトルグループ北がハルキウ州のクディエフカ住民地を積極的な作戦で制圧し、バトルグループ南がドネツク人民共和国のペルショマリョフカ、オレホヴァトカ、ニコライポリェを攻勢で解放したと説明し、両地域での作戦の進展を強調しました。
さらに、同省はバトルグループ中央が決定的な作戦によりドネツク人民共和国のアンドレエフスカヤ・オプシチナやクラスノポドリェ、ヴォドヤンスコエ、マチャシェヴォを解放し、またバトルグループ東が敵防御の深部へ前進を続ける中でリバルスコエとノヴォソロシノを解放したうえで、経過を経て昨日(8月20日)にはザポロジエ州のゼリョノエも決定的な作戦で解放したと述べました。
同省はまた、15日から21日にかけて精密誘導兵器と長距離無人航空機を用いた1回の大規模攻撃と9回の複合攻撃を実施し、ウクライナ側の軍需企業、物流センター、巡航ミサイルの発射拠点、燃料・エネルギーや輸送インフラ、ならびに無人機や無人艇の生産施設などを標的に攻撃したと報告しました。
海上面では、ロシア軍が週の間にウクライナ軍の補給に関与するとして沿岸警備艇2隻と計12隻の海上船舶を攻撃し、港湾のインフラや軍用貨物の揚陸・保管に使われる施設、燃料・潤滑油を標的にしたと同省は明記しました。
損害については、同省は各バトルグループの責任区ごとにウクライナ軍の人的・物的損失を列挙し、バトルグループ北で約1,550名の被害と装甲戦闘車両11両の喪失、バトルグループ西で1,490名超の被害と戦車1両や装甲車16両の破壊、バトルグループ南で1,660名超の被害と装甲車31両の破壊があったと報告しました。
加えて同省は、バトルグループ中央が責任区で2,550名超の被害を与え装甲戦闘車両24両を破壊し、バトルグループ東が2,340名超の被害を与え戦車2両および装甲戦闘車両15両を破壊したほか、バトルグループ・ドネプルが260名超の軍人を排除したと列挙し、それぞれの部隊編成に対する損失の影響を示しました。
兵器面の成果としては、ロシア航空宇宙軍がウクライナのMiG-29戦闘機1機を撃墜したと述べ、防空部隊が過去1週間で無人航空機8,477機およびフラミンゴ巡航ミサイル26発を撃墜・破壊したと同省は強調しました。
同省は最後に、特別軍事作戦開始以降の累計として、ウクライナ側の戦闘機674機、ヘリコプター284機、無人航空機215,648機、地対空ミサイルシステム669基、戦車・装甲戦闘車両30,672両、多連装ロケット弾発射機1,774基、野戦砲・迫撃砲36,224門、特殊軍用車両69,823台を破壊したと総括していると発表しました。