ホーム ブラジル サンパウロ配電大手EnelSP、Aneel失効勧告で最終弁論提出 判断は鉱山・エネルギー省

サンパウロ配電大手EnelSP、Aneel失効勧告で最終弁論提出 判断は鉱山・エネルギー省

サンパウロ配電大手EnelSP、Aneel失効勧告で最終弁論提出 判断は鉱山・エネルギー省

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

配電大手Enel SPがAneelの失効勧告に対し最終弁論を提出、規制当局との法廷闘争は最終局面に入った。会社側は復旧指標の大幅改善や投資・人員増強を示して是正を主張し、同時に手続き上の瑕疵を訴えている。Aneelの審議を経て最終判断は鉱山・エネルギー省に委ねられるが、この動きが意味するものとは。

サンパウロの配電大手Enel SP、Aneelの失効勧告巡り最終弁論を提出

サンパウロの配電大手Enel SPは19日、国の電力規制当局Aneelが今年4月に開始した譲許契約の失効勧告手続きに対する最終弁論を提出し、契約失効の是非が審理の焦点となっています。

Aneelは、同社が2023年から2025年にかけて発生した停電後の電力供給の復旧に関して欠陥や規則違反を是正しておらず、特に極端な気象事象時における復旧実績が他の配電会社の平均を下回っていたとして失効勧告の根拠を示しており、その期間にはサンパウロ大都市圏の24市で数百万人の消費者が長時間の停電に見舞われたと指摘しています。

これに対しEnel SPは、19日に提出した最終弁論で、2023年から2025年にかけて同様に気象事象後の復旧に課題を抱えた他の配電事業者も存在したが当該事業者らに対して失効手続きが適用されていないと主張するとともに、2026年6月までの更新データでは24時間超の停電指標が90%改善したことや、配電に充てた投資を73%増加させ、要員・労働力およびサービスを31%増強したことを挙げ、運用能力の実質的な向上を強調しました。

同社はさらに、独立技術鑑定の請求に関する抗告を審理する前にAneelが最終弁論の段階を開いたとして弁護権の侵害を主張し、文書の中で「記録にある諸要素の集合は、Enel SPの管轄区域における電力配電という公的サービスの適切な提供を確保するために失効勧告が必要な措置であると結論づけることを許さない」と述べ、TMAEやTMPの短縮、24時間超停電の減少、緊急時動員資源の増加などの指標と構造的措置の実施をその裏付けだとしています。

今後の手続きとしては、Enelによる最終弁論提出を受けてAneelの理事会が失効勧告の是非を審議し、最終的な契約の失効に関する決定権は鉱山・エネルギー省(Ministério de Minas e Energia)が有しているため、同省の判断が事業継続の可否を左右する見通しです。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年8月21日
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