ブッシュバックリッジで断水が深刻化、住民は汚染水汲みや有料購入を余儀なくされる
マプマランガ州ブッシュバックリッジの複数の村では、住民の一部が1か月以上にわたり水が供給されず、他地域でも1週間以上の断水が続いており、生活基盤が極めて脆弱になっています。住民らは汚染された小川や河川から水を汲むことを強いられ、また一部では浴びる水や調理・飲用のために水を買う世帯が出るなど、日常の営みが崩れています。
住民の一人であるThembani Mukasiさんは「家の中にトイレはあるが臭いがひどく、水がないため自分たちではどうにもできない」と語り、給水タンク車が回ってこない現状を訴えるとともに、「昨日は浴びる水や洗う水、料理と飲用のための水を買うのにほぼR150を使ったが、そんな金はない。ここでの生活は厳しい」と生活の困窮を明かしました。
ブッシュバックリッジ地方自治体は、この水危機の原因についてInyakaダムのポンプステーションでの器物損壊が発端だと説明しており、執行市長のLydia Moroane-Zitha氏は、被災したコミュニティへの水供給回復のために昼夜を問わず作業していると述べています。同氏は、ならず者がポンプステーションに侵入してケーブルを切断し、住民に水を送るための一部インフラを焼いたと指摘し、警備員やインフラを含めて事件として告訴したうえで損傷の修理を進めていると明らかにしました。
自治体は今回の損害が数か月前に経験した以前の器物損壊よりもはるかに大きく費用がかかると説明しており、復旧の目途は28日であるとしています。現場の住民生活は当面厳しいままであり、自治体側の復旧作業と並行して外部からの支援や恒久的な対策が求められる状況が浮き彫りになっています。
(出典:SABC Newsの報道を基に作成)