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ONS、SINでの過剰供給に対応し発電抑制の緊急計画を発動
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全国電力系統運用者(ONS)は23日、国家連系系統(SIN)で観測された供給過剰に対応するため、同日午前11時から午後1時30分までの時間帯に発電を抑制する緊急計画を発動し、消費者への直接的な影響を避けつつ系統の安全確保を図るため配電事業者を対象に措置を実施したと発表しました。
この措置は今年に入り2回目の発動であり、ONSは配電網に接続された「タイプ3」に分類される小規模水力発電所(PCH)、バイオマス発電所、並びに小規模の風力・太陽光事業を中心に発電制限を想定するとともに、同機関の直接管理下にある発電所についても発電削減の補完的措置を講じたと説明しており、初回の発動は6月7日のコーパス・クリスティ連休中に行われ同時刻帯に約1,000メガワットの管理要請が実施されたことを合わせて示しました。
背景には太陽光発電を中核とする分散型発電の急速な普及があり、ONSによればAneel(国立電力エネルギー庁)が2025年に承認した緊急計画は、分散型電源の増加により運用者が生成電力の一部を直接観測・制御できないことから系統運用の複雑化を招いている現状を踏まえたもので、実際に2025年8月の父の日には分散型発電が国内需要の37.6%を占めた結果、系統が過負荷寸前にまで達した事例があったため今回の抑制が必要と判断されたということです。
ONSはまた、先週20日に発表した自動停止システム、発電地域緩和スキーム(Erag)を通じて、他の制御手段が尽きた後に最大3ギガワットを1ギガワットずつの3段階で抑制する仕組みを整備していると明らかにしており、同機構はある配電事業者で2026年末までにパイロットプロジェクトを実施する予定で、試験が成功した場合には2027年に実装に移る見通しであると説明しました。
分散型発電の国内導入容量はマイクロ・ミニ発電を含め約50ギガワットに達しており、ONSはこうした電源の増加が系統バランスの維持を一層難しくしているとの認識を示す一方で、ブラジル電力配電事業者協会(Abradee)はONSの指示に従い計画を実行すると表明したものの、発電事業者に対する運用上および法的な安全性を確保するために削減を定める詳細手順と明確な基準の提示を求めており、今後はパイロットの検証と規範の整備が大規模停電回避の鍵になるという見通しが浮かび上がっています。