ホーム ロシア アムール州AGCC建設現場で火災 1人死亡・123人負傷、刑事捜査へ

アムール州AGCC建設現場で火災 1人死亡・123人負傷、刑事捜査へ

アムール州AGCC建設現場で火災 1人死亡・123人負傷、刑事捜査へ

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

アムール州スヴォボードヌイの建設中の大型ガス化学コンプレックスで火災が発生し、1人が死亡、123人が負傷しました。プラント側は火災を鎮圧し周辺への差し迫った危険はないとする一方、残留ガスの管理燃焼や大気監視が続いています。検察は刑事事件として捜査を開始、完成目前の巨大プロジェクトに暗い影が落ちました。今後の調査結果と地域経済への影響、この動きが意味するものとは。

アムール州の大型ガス化学コンプレックス建設現場で火災、1人死亡・123人負傷

アムール州スヴォボードヌイで8月25日、建設中のアムール・ガス化学コンプレックス(AGCC)の現場で火災が発生し、同プラントの広報は火災は鎮圧されたと発表するとともに、被害は1人が死亡、123人が負傷し、うち19人が入院していると明らかにしました。

火災は現場での試運転中の設備停止を速やかに実施したうえで鎮圧され、プラント側は周辺の居住地域に対する差し迫った脅威はないと説明しており、一方で残留する工程ガスについては管理された条件下で燃焼処理を行っていると述べ、現場では大気質の監視が継続されているとしています。

当初、請負業者組織の従業員を含む5人がスヴォボードヌイ市で入院したとの報告が出されていましたが、その後の同社の報告で負傷者数が123人に上り、104人が切り傷や打撲などの軽傷で医療機関で手当てを受けていることが判明したほか、死亡した1人は中国国籍であったとされています。

これを受けて、緊急対応に関与していない従業員は敷地外へ移動させられ、負傷者の治療支援のためにモスクワから災害医療用の特別機が派遣される予定であり、スクリフォスフスキー研究所やヴィシュネフスキー研究所など主要医療センターの専門家に加え地域の民間医療機関も動員されるとプラント側は説明しています。

事故の原因究明に向けては調査委員会が設置され、アムール州検察庁がロシア刑法第217条第1項(危険な生産施設における産業安全要件の違反)に基づき刑事事件を立件して捜査を監督していると伝えられる一方で、予備の情報ではコンプレックスの主要設備に致命的な損傷は確認されておらず、損害の程度や事件の状況は現在詳しく調査中だとされています。

AGCCはスヴォボードヌイで建設中のロシア最大級のガス化学コンプレックスとなる見込みで、設計能力は年間最大270万メトリックトンの基礎ポリマー(各種等級のポリエチレンおよびポリプロピレンを含む)とされ、施設はほぼ完成に近い状態にあることから、専門家の所見では完成後にポリマー加工の発展などを含めて国内で約17万人の新たな雇用が創出され、そのうち約1万2800の雇用がアムール州にもたらされる見通しだと報告されています。

プラント側は現場の大気質監視の結果について後日、同社のウェブサイトおよび公式ソーシャルメディアで公表するとしており、関係当局による捜査と並行して被害者支援や原因解明が進められる見通しです。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年8月25日
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