自動運転車の法的枠組み強化へ 道路交通安全法改正案を提出
北京発—中国は道路交通安全法の改正案で自動運転車に関する専用章を新設し、急速に発展する自動運転領域の法的枠組みを強化する姿勢を示しました。改正案は自動運転車と運転支援機能の定義を明確化するとともに、自動運転車が公道を走行するための条件を示し、交通違反の処理に関する基本原則や当該車両に適用される保険の取り扱いについても概説しています。さらに改正案は、自動運転機能が作動している間に道路交通安全違反が発生した場合に関して、当該違反の処理責任を車両の製造者または輸入者が負うことを明記しており、責任の所在を法的に整理する方向性を打ち出しています。今回の改正案は、火曜から金曜にかけて行われている全国人民代表大会常務委員会の会期に対し初回審議のため提出された形で、立法手続きの第一段階に付されたということです。現行の道路交通安全法は2004年に施行され、個別の条項は2007年、2011年、2021年に改正されてきましたが、今回の改正案はより大幅な見直しを目指すもので、経済・社会の発展に歩調を合わせるとともに人々のニーズに応え、道路の安全を強化することを目的としていると説明されています。